肝心なのは志望動機
介護職の仕事
介護職は、高齢者や障害者の自立をサポートする社会的にもニーズのある仕事です。職場は、介護施設や在宅でおこなう、入浴や食事、排泄などの生活介助が中心です。他にも、レクリエーションやメンタルケアも仕事の一部で、家族からの介護相談も受けます。特に、ケアマネジャーの仕事は、ケアプランの作成なども、非常に重要な介護支援のひとつになります。
志望動機の書き方
人手不足でも条件のよい介護求人には、多くの応募者が集まります。ここでは、担当者に採用される志望動機の書き方を紹介します。
履歴書のチェックポイントは、応募者の志が高いものであるかが、審査されます。利用者さんを優先的に考えられる視点や、未経験でも真摯に学ぶ姿勢が、重視される傾向にあります。
採用担当者の印象に強く残るためには、「がんばります」「やる気はあります」のような上部だけの言葉ではなく、「どんな理由があって志望したのか」「自分はどんなスキルを持っているのか」「どんな仕事がしたいのか」を、本心から述べる言葉が必要です。
また、採用担当者は「仕事をきちんとこなすだろうか」「周囲とのコミュニケーションが上手くとれるだろうか」ということを思い浮かべながらあなたの志望動機に目を通すことでしょう。採用担当者に伝えるべきことは「何がしたいのか、何ができるのか」です。この2点を明確に自分の言葉で書くことが重要なのです。
異なる立場での書き方
介護職経験の有無により、志望動機の書き方も変わってきます。介護職の経験がある場合はアピールポイントになるため、より具体的に書き込みましょう。即戦力になると連想させ採用につなげていきます。また、未経験での志望動機の書き方は介護職を選択した理由と、これまでの勉強量を伝えることがポイントです。熱意と長所は、必ずアピールし、資格取得を目指して勉強をしていることも優先的に伝えると効果的です。
さらに、転職者と新卒者では、志望動機の書き方が異なってきます。
転職者は、他業種から転職する場合に、アピールできる部分があります。マネジメントやリーダー経験があると、評価につながるので、必ず書き込みましょう。新卒者は、介護職を選んだ理由を、志望動機に書き、接客経験やコミュニケーション能力を強みとしてアピールします。高齢者が好きなこと、介護職にやりがいを感じる人などは、特にこの部分を素直に伝えましょう。介護職の魅力や価値観を理解した上で、働く姿をシミュレーションしておくことも忘れないでください。今までの経験がいかせる点や、介護福祉士を目指してスキルアップにつなげていきたい気持ちなどがあれば、それをまとめてみましょう。介護の仕事で魅力的に思える具体例をあげ、自分を最大限にアピールするように書くことが大切です。