悩みは乗り越えよう!
初心者が感じる壁の乗り越え方
初心者は、周囲の先輩にたくさんの質問をして、多くのことを吸収して学ぶことが大切です。実際に先輩が成長したポイントを教えてもらい、自分もそれに近づくための努力が必要です。興味があって転職しても、悩みや挫折も多く存在するのが現実です。ひとりで悩まず、壁を乗り越えるためのいろいろな方法を事前に知っておきましょう。
ヒヤリ体験時の対応
移動介助での転倒、食事介助での誤飲など、日々の業務は、事故やトラブルと隣りあわせです。そのため、ヒヤリと感じることも多く、ケースバイケースでの対処方法を常に頭に入れておかなくてはいけません。また、自分のミスで起きたことに関しては、自らを振り返り、二度と起きないように十分に反省し受け止めることが必要です。
職場のスタッフと協議して正しい対処法を学び、よりよい介護ケアが確立されるようにすすめていきましょう。ミスが起きた時は、私的感情を持ち込まないように注意します。憶測で述べても解決の糸口はないため、ミスした経験がこれからの介護にいきるように業務をしましょう。
理想と現実のギャップ
介護業界へ希望を持って入職した人ほど、現実とのギャップに悩むことが多いのがこの仕事です。でも、利用者との交流の際に感じるギャップよりも、介護という仕事に理想を高く抱いているがゆえ起きるギャップの方が多い傾向にあります。具体的には、入職後、思った以上に仕事が忙しくて、それぞれの利用者さんに十分な介護の時間を掛けられないことが悩みになっているようです。そうならないためにも、理想と実現を入職前に擦りあわせ、利用者さんの笑顔を優先させることだけを考えてみましょう。最初は小さな目標達成であっても、やがて大きなやりがいにつながります。自信をつけていけば、自分が考えていた理想の介護に徐々に近づけるはずです。
注意すべき点
介護の仕事は、重労働に感じる部分があります。将来的に長く続けていける仕事かどうか不安になることもあるでしょう。仮に、ケアマネジャーとして働くことになっても、施設によってはケアプラン作成以外にも実務を任されることもあります。そのような場合に、介護のポイントを先輩から教わり、現場での対応力を身につけておきましょう。
身近なアドバイザーである先輩に、気軽に相談できる雰囲気作りも大切です。悩みを共有することで、よりよい職場環境へと変化する場合もあることを忘れずにいましょう。